
仕事の説明はできるのに、自分のことになると何を書けばよいか分からない。 そんなときは、文章を完成させようとする前に、今のお仕事のことを話してみませんか。
肩書きや経歴を並べることだけが、自己紹介ではありません。 なぜその仕事を始め、どんな人のために、何を大切にしているのか。話す中から、伝えたいことが見えてくる場合があります。
当たり前に続けてきたことを見直す
お客様のためにいつもしている工夫は、ご本人には特別なことと思えないかもしれません。 けれど、その工夫を知らない方にとっては、相談先を選ぶための大切な材料になります。
私はこれまで、PCやWebの準備をお手伝いしながら、その方が積み重ねてきた経験に触れてきました。 画面の操作の話から、仕事を始めた理由や、長く教えてきたことが見えてくることもあります。
自分では当たり前の経験も 読む人が仕事を理解する入口になります。 大きな実績を探す前に、日々していることを一つずつ振り返ってみてください。
まず話してみたいこと
書き出す順番が決まっていなくてもかまいません。 次の問いから、答えやすいものを一つ選ぶだけでも、話すきっかけになります。
- この仕事を始めたきっかけは何ですか
- どんな方の力になりたいと思っていますか
- お客様のために続けている工夫はありますか
- 仕事の中でうれしいのはどんな場面ですか
経歴を今の仕事につなげる
してきた仕事が多いと、何を載せればよいか迷うこともあります。 その場合は、全部を同じ大きさで並べるより、今の仕事とのつながりを考えてみます。
私の場合は、ピアノを24年間教え、小学校教員として12年間働きました。 そのうち8年間は音楽の先生でした。今は河内長野を拠点に、PC・Webの支援からAIライティングへ活動を広げています。
教えてきた内容は違います。それでも、相手の様子を見ながら、言いたいことを聴き、伝え方を考えることは共通していました。 過去の仕事を今の仕事にどう生かしたいかも 自己紹介の材料です。
先生を辞めた後は、私自身、経験を学校の外でどう生かせるのか迷いました。 書くことや聴くことを仕事に生かしてはと背中を押していただき、別々に見えていた経験がつながるように感じました。
音楽と教員から現在までの歩みにも、その経緯を残しています。
伝える相手を思い浮かべる
何を書くかが見えたら、次は誰に読んでほしいかを考えます。 同業の方に知ってほしいことと、初めて相談する方が知りたいことは、同じとは限りません。
初めての方なら、どんな困りごとを相談できるか、誰が話を聴いてくれるかが気になるでしょう。 専門用語を増やすより、その方の仕事と自分の支援が、どこでつながるのかを説明したいと思っています。
紹介文を読んだ方が 自分のこととして考えられる言葉を選びます。 得意なことを一方的に並べる前に、読んだ方が相談しやすくなる情報を確かめてみてください。
原稿にする前の確認
- 誰へ届けたい文章か
- 何を相談できる人だと伝えたいか
- 自分が実際に経験したことは何か
- 公開してよい話と控えたい話はどれか
よくある質問
きれいに話すことや、最初から結論を決めることを、準備の条件にしなくてよいと思っています。 話してみて初めて、自分が大切にしていることに気づくこともあるからです。
話が途中で変わってもよいですか?
話すうちに考えが整理されることもあります。どの言葉が今の気持ちに近いかを確かめながら、伝えたい相手と目的に合う材料を選んでいきましょう。
実績が大きくなくても書けますか?
実績の大きさだけで自己紹介を決める必要はありません。仕事を始めた理由、学んできたこと、日々の工夫を、事実に沿って紹介する方法があります。
まだ文章にならないままでも
書けないからといって、伝えることが何もないわけではありません。 自分の仕事に近すぎて、何を説明したらよいか見えなくなっているのかもしれません。
思いを聴き、経験と言葉を一緒に確かめる。 AIライティングのご相談では、そんなところから始めたいと考えています。
今のお仕事のことを、ひと言から聞かせてください。
